愛犬とおなかの上で一緒にお昼寝

私は13㎏あるミックスを飼っていました。13歳で亡くなってしまったのですが、愛犬との思い出があります。
休日の午後、私はリビングのソファで昼寝をするのが好きでした。眠くなったら、愛犬を誘って一緒にソファで寝るのです。普段は抱っこが苦手な犬でした。階段を降りるときや細い橋を渡る時は抱っこをせがみますが、それ以外では嫌がりました。しかし、私とのお昼寝タイムは抱っこさせてくれたのです。

体重が重いので持ちあるのには苦労しましたが、引きずり気味にソファに乗せ、抱っこします。最初は、頭やおなかをなでてあげるとじっとしていました。だんだん、私の方が眠くなってきます。ソファに横になり、徐々におなかの上に乗せていきます。愛犬は嫌がって抵抗しますが、ゆっくりなでながらするとおとなしくおなかの上に乗ってくれます。乗せたまま、しばらくなでていると、私の方が先に眠ってしまいます。途中で目が覚めて確認すると、まだおなかの上でじっとしています。そのまま眠ってしまい、次起きた時にはいませんでした。

母にどうだったか尋ねると、「しばらくおなかの上で寝てたよ」と言っていました。うれしかったし、不思議でした。母も不思議そうでした。この抱っこでお昼寝は、しばらく続きました。いつもおとなしく一緒に寝てくれます。ある日、母に「苦しくないの?」と言われたので、愛犬がかわいそうかなと思いやめることにしました。小型犬だったらできると思いますが、中型くらいの大きさなので、私のおなかでは窮屈だったに違いありません。我慢して寝てくれていました。

おなかの上で一緒に寝たことが私の思い出です。父と母が大切にしていた犬で、私は家では3番目の飼い主として見られていたと思います。それでも、気を許して私の好きにさせてくれたことがうれしかったです。母も父も抱っこで昼寝は経験していません。とても暖かい気持ちで過ごした時間であり、特別感を感じることができた思い出です。