愛犬トイプードル「モコ」との思い出

親戚の家のトイプードルが出産したので1匹分けて貰ったのが愛犬「モコ」を我が家に迎え入れた経緯です。

なぜ「モコ」という名前を付けたのかと言うと安直ではありますがぬいぐるみのようなモコモコした見た目からとって名付けました。ちなみに毛色はブラウンです。

生まれてから2カ月間は生まれた親戚の家で過ごしていたせいなのか我が家に来たばかりの頃は落ち着かなかったり私たち家族に怯えた様子見せていましたが、迎え入れて1カ月もすると慣れてきたようで自分からすり寄って甘えてくるようになりまだ小さな子犬だったのでその愛くるしさが溜まらなかったのが今でも鮮明に覚えています。

犬を飼うのが初めてだったのでしつけには苦労しました。中でもトイレを中々覚える事が出来ず思わぬ所で用を足す事が多くその度に心を鬼にして叱ったのですが、同時に過度にストレスを与えてないかと内心ヒヤヒヤしていました。

ごはんの時もお座りやお手はすぐに覚えてくれたのですが、待てが苦手でお皿を置くと制止出来ずすぐさま飛びついてお皿の中身が無くなるまで一気に平らげていました。「モコ」だけでは無く私を含めた家族全員待てをしている時のウルウルした訴えかけてくるような瞳に弱く直ぐにごはんを与えてしまったのも今思うとよく無かったのかも知れません。

寝る時はいつも一緒というより「モコ」の方から自然と私のベットに乗ってきたので布団の中に迎え入れると落ち着いたような寝息をたてその姿を見るととてもほっこりとした気持ちになり特に精神的に疲れている時には最高の癒しを与えてくれました。
朝は「モコ」が大体先に起きて私を起こしてきます。朝が苦手で人から起こされると不機嫌にな感じになるタイプだったのですが、不思議と「モコ」から起こされるのは嫌では無くむしろ起きた時目の前にパッチリ可愛らしい瞳をした「モコ」を見ると寝起きの嫌な気分が吹き飛び一日頑張るかという気分にさせてくれました。

一挙手一投足家族に癒しを与えてくれる「モコ」ですが、何より可愛いと思える瞬間が帰宅した際に玄関を開けると家の何処にいても駆け付けて迎え入れてくれる時です。着替えるのも忘れてそのまま遊んであげたり散歩につれていったりした事もよく覚えています。

飼っていて大変な事も多いですがそれ以上に癒しを与えてくれて今でも家族全員にとってかけがえのない存在になっています。